ダイヤ「クリスマスのサンタさま」千歌「……え?」
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5: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2018/12/28(金) 05:34:57.81 ID:61VgGgXt0
千歌「靴下……いる?」
クリスマスのパーティグッズの中で、靴下のカーストはそんなに高くない気がする。
ダイヤ「……はぁ、千歌さん」
千歌「え、な、なに……?」
ダイヤ「貴女……それでもこれからクリスマスに望もうと言う人間の態度なのですか?」
千歌「え、っと……」
ダイヤ「クリスマスと言えば靴下、靴下と言えばクリスマスでしょう!」
……聞いたことないけど、
ダイヤ「……そうでないと、サンタさまが困るでしょう」
千歌「……ん?」
ダイヤ「ですから、ちゃんと大きな靴下を用意しておかないと、サンタさまが困るでしょう?」
千歌「え」
ダイヤ「……全く、準備がなってないのですから……。そういうところも嫌いではないのですけれど」
千歌「あ、えっと……」
ダイヤ「まあ、こんなこともあろうかと……ちゃんと靴下は用意してきましたわ。おっちょこちょいな千歌さんが忘れていることも考えて、二つ」
千歌「あ、あー……。ダイヤさん、確認してもいい?」
ダイヤ「はい、なんでしょうか? あ、大きい方はわたくしの靴下ですからね!? こういうのは忘れる方が悪いのですから……っ!」
千歌「あ、うん。それはいいや。そのおーーっきな靴下にさ」
ダイヤ「はい」
千歌「えーっと……その、サンタが──」
ダイヤ「サンタさまですわ」
千歌「……サンタさまが」
ダイヤ「はい」
千歌「夜のうちに、プレゼントを」
ダイヤ「ええ」
千歌「入れておいてくれるってことだよね」
ダイヤ「ええ、それ以外に何があるのですか?」
千歌「…………ちなみに参考までに、そちらのサンタさまは、どちらのサンタさまでしょうか……?」
ダイヤ「……? サンタさまはサンタさまでしょう? どちらのって……サンタさまの出身地のことですか?」
千歌「い、いやー……そのー……そんな感じかなー……」
ダイヤ「ふーむ……確かフィンランドでしたか……」
千歌「……そうだよね! サンタさまの出身地はフィンランドだよね!」
ダイヤ「もう……どうしたの?」
冷や汗が止まらない。
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