6:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/24(月) 22:16:04.65 ID:dEp6YdU10
「それなら、ちょっと考えさせてくれ」
どうやら、懸念は杞憂だったらしい。
ならば、じっくり欲しい物を考えよう。
その思って、熟考し始めたのだが。
「うぅ……意地悪」
「えっ?」
なんかサンタがみるみる涙目になった。
何故だ? 泣かせるようなことしたっけ?
あれか? 一刻も早く立ち去りたいってことか?
なんだよ。それなら無理しなくていいのに。
逆にすげー傷つくから、早くお帰り頂きたい。
「待たせるのも悪いから、帰っていいよ」
「ですから、困るんです!」
「なんで?」
「だってあなたは、とっても良い人ですから」
良い人なんて、あまり言われた経験がない。
たぶん、恋愛対象ではないという意味だ。
えっ? もしかして今、俺は振られたのか?
(まだ告ってもないのに、振られるなんて)
愕然としていると、サンタが捕捉してくれた。
「あなたは本当に優しくて良い人です」
「だから、俺とは付き合えないと?」
「はい?」
「あ、いや……なんでもない、妄言だ」
どうやら、振られたわけではないらしい。
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