勇者「彼は正しく英雄だった」
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53:名無しNIPPER[saga]
2018/12/27(木) 22:11:47.11 ID:hSRFEIsWO

第七話

街の外れ。

二人は双眼鏡を手に屋根に寝そべり、幾つかの空き家が立ち並ぶ一画を監視していた。

受付嬢に会うことは出来なかったが、傭兵は既に依頼内容に目を通していたようだ。

魔法使い「戦士? 誰それ?」

魔法使い「へ〜、私と同期なんだ。いや、知らん。他の街の傭兵とか気にしたことないし」

魔法使い「で、そいつがどうしたのさ」

▼傭兵は説明した。

行方不明になったはずの傭兵、戦士が、最近この街で目撃されている。

腕は立つらしく早々に国から引き抜かれたという噂もあったが国はそれを否定している。

特に依頼を受けたりするわけでもなく、この街に潜んでいるらしく、この辺りにいる可能性が高い。

戦士に何が起きたのか、その真意を確かめるのが今回の依頼である。


魔法使い「国にも聞いたんだ。その依頼って国側から? それともこっち側、請負業界から?」



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