勇者「彼は正しく英雄だった」
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45:名無しNIPPER[saga]
2018/12/27(木) 21:53:42.45 ID:hSRFEIsWO

▼傭兵は深く謝罪した……

受付嬢「貴方は謝らないで下さい」

受付嬢「これは貴方の責任ではありません。貴方には感謝しているのです」

▼傭兵は悲しそうだ。

受付嬢「……相変わらず、おかしな人です、貴方は。私のことなど、忘れてくれても良いのに」

受付嬢「だってもう、母はいないのですよ?」

受付嬢「……」

受付嬢「貴方は変わりませんね……」

受付嬢「時代はこんなにも動いているのに、貴方だけが変わらない。それがよいことなのか悪いことなのか、私には分かりません」

受付嬢「いつか貴方が傭兵ではなくなったら、その時は、会いに来てくれますか?」

受付嬢「……ごめんなさい。忘れて構わないなんて言いながら、こんな事」

受付嬢「っ、はい、分かりました。では、明日の昼に。お待ちしております」

▼傭兵は立ち去った。

受付嬢「……」

受付嬢「……分かっています。貴方が傭兵ではなくなる時、それはきっと……」



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