勇者「彼は正しく英雄だった」
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429:名無しNIPPER[saga]
2019/02/17(日) 01:55:38.99 ID:KrEyVsYMO

第七話

占い師「……っ」

木の根に吐き出され、占い師は膝を突いた。

辺りを見渡すと、どうやら郊外の原野のようだ。幸い、都はすぐそこに確認出来る。

(剣士はいる。しかし陛下のお姿が何処にも見えない。分断されてしまったか)

占い師は目を閉じ、何かに意識を傾けた。

(中央広場、敵の姿はない……)

占い師には国王の居場所が分かるようだった。占い師が立ち上がると、剣士も同じく立ち上がる。

二人が都に向かって走り出そうとした瞬間、新たに生えた木の根から踊り子が姿を現した。



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