279:名無しNIPPER[saga]
2019/01/24(木) 00:11:10.42 ID:kY2YNde0O
戦士「戦おうとしたのか」
魔法使い「かもしれない。それから、相手は魔術師だった」
▼魔法使いは床を照らした。
戦士「これ擦り傷か? 随分細かいな」
魔法使い「うん。這い回ったみたいな細かい擦り傷が沢山ある。向こうの扉にも、こっちにも」
戦士「近付かないと分からねーが、来客用の椅子の辺りから放射状に伸びてるみたいだな」
魔法使い「植物っぽいね。でも、これだけじゃ何も分からない……」
戦士(……コイツの手前口には出せねえが、付いて行った可能性もある。だが、だとしたら何故?)
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