勇者「彼は正しく英雄だった」
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200:名無しNIPPER[saga]
2019/01/15(火) 23:06:34.29 ID:RyAmNbjwO

勇者「眼鏡……」

女騎士「今は老いた魔術師を追って下さい」

女騎士「おそらく軍も魔術騎士団も手出しはしないでしょう。頼りになる者は城内に残っていないと思われます」

女騎士「状況を変えられるのは勇者様だけです。この機に捕らえてしまえば、まだ目はあります。逃してはなりません」

勇者「……医者を寄越す。信頼出来る者に預けるように言うから、そこで待っていてくれ」

女騎士「奴等は勇者様の動きを把握していました。全てが仕組まれていたように思えてなりません……」

勇者「分かってる……」

女騎士「勇者様、お気を付けて」

勇者「ああ」

▼勇者は走り去った。

女騎士(もし彼女の言った通りなら、国王陛下は最初からあの連中と? 民を売ってまで、何を欲すると言うのだ)



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