【艦これ】阿武隈「北上さんなんて、大っ嫌いなんだから!」
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60: ◆axPwtNeSoU[saga]
2018/12/19(水) 15:55:52.76 ID:ER7oh7KA0




――――
――



(……見つけた!だけど……!)


――阿武隈が発見した時、北上は喫茶・間宮の中庭のテーブル席で、のんびりとパフェをつついていた。


(……なんで、司令官や大井さんも一緒なのよぉ!!!)


三人は、同じテーブルを囲んでなにやら和やかに談笑している。

いくら頭にきたとはいえ、さすがに提督の目の前でいきなり北上に殴りかかるわけにもいかない。

何より、北上と大井、二人が揃っている時に襲撃を仕掛けるなど、愚策を通り越してただの手の込んだ自殺にしかならないのは目に見えている。


(……ああ、もぉ!早く一人になりなさいよぉ!!)


建物の陰から様子を伺いながら、阿武隈は歯噛みした。


三人の話し声が阿武隈のところまでかすかに聞こえてくる。


「……あんまり酷いことしたらだめですよ、北上さん?」

「いや〜、大和型戦艦がタイマンで演習に付き合ってくれるなんて、またとない貴重な経験じゃん?」

「貴重っていうか鬼畜だろそれ……」

「人聞き悪いな〜。これはあくまでも、あいつを鍛えてやりたいがための、あたしの親心だよ、お・や・ご・こ・ろ」


(……よーし、親心って言うなら後でとびっきりの反抗期をくれてやるんだから!覚悟してなさい!)


「……けど、実際どうなんですか?わざわざ武蔵さんを煽ってけしかけるくらいだから、あの子も相当腕を上げてるんじゃないですか?意外といい勝負するとか期待してたり……」

「あ〜、無理無理」


北上がぱたぱたと目の前で手を振る。


「さすがに相手になんないよ。いいとこ3〜4発入れたところで武蔵っちのワンパンで終わりじゃない? 今のあいつじゃ夜戦まで保たせるのはまぁ無理だろね」


(……5発当てたもん!)


ほぼ正確に読まれているのが余計に腹立たしい。


「そこまで読めてるならなんでまた?正直、スペック的には酷な話だろう。もっとじっくり育ててやってもいいんじゃないか?」

「あたしってばほら、叩いて伸ばすタイプだから」


(……あたしは褒められて伸びるタイプなんですけど!?)





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