10: ◆u71RyimI2MeR[sage saga]
2018/12/17(月) 00:02:25.55 ID:GbRYln2lo
次に目を開けたらそこは自分のお部屋のベッドの上でした。いつの間にかパジャマに着替えていた私に首を捻りながら起き上がると近くにコップが転がっているのが見えました。
まさか、と思い慌ててお風呂を覗いてもそこには当然のように誰もいなくて。浴槽はしっかりと乾いていたし巫女服を着た謎の人魚の痕跡はありませんでした。
起きたと思っていた時から夢だったのかと呆然と佇んでいたらインターホンの鳴る音が聞こえました。
「おはよう、歌鈴。珍しく遅いから迎えに来たけどどうかしたのか?」
玄関の扉を開けるとそんな言葉をかけてきたプロデューサーさんに私は、いつものように「おはようございます」と挨拶をして笑いました。
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