ターニャ・フォン・デグレチャフ「座薬型、演算宝珠……?」
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21:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/09(日) 00:49:27.68 ID:qy0gTOWh0
「用意はいいか?」
「はっ。中佐殿、よろしくお願いします」
「ああ、任せろ」

いよいよ、その時はきた。演算宝珠の挿入だ。
ゴクリと、生唾を飲み込むデグレチャフ少佐。
セレブリャコーフ少尉に後ろから抱かれ、大股を開いているが、その幼い股間は軍規に忠実な副官の手により、完璧にガードされている。
露出しているのはお尻の穴だけ。問題はない。
しかし、いざとなると、腰が引けてしまう。

(……一応、言うだけは言っておこう)

念の為、デグレチャフ少佐は切実に懇願した。

「あの……なるべく、優しくしてください」
「当たり前だ。貴官を傷つけるつもりはない」
「レルゲン中佐殿……!」

(やっぱり私の目に狂いはなかった!)

デグレチャフ少佐は、ほっと胸を撫で下ろす。
思った通り、レルゲン中佐殿は優しい人だ。
幼気な少女を気遣ってくれている。良識人だ。
その点、セレブリャコーフ少尉は無茶をしそうでちょっと怖かった。中佐なら心配いらない。
加えて、副官は少々不器用なところが見受けられるので、繊細な作業は不向きだと判断した。
対してレルゲン中佐は器用であり、いかにも神経質そうなその印象から、座薬を挿れさせることに関して帝国内で右に出る者は居ないだろうと思われた。プロの座薬職人かも知れない。

「では、挿れるぞ」
「はっ! 全力でお受けします!」

とは、言ったものの。やっぱりビビッときて。

「ひぐっ!?」

堪え切れずに、情けない悲鳴が、響き渡った。


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