【シャニマスSS】甜花「シンデレラと」夏葉「サンドリヨン」
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108: ◆/rHuADhITI[saga]
2018/12/08(土) 00:12:26.82 ID:IqdcIphC0

夏葉「甜……!」

夏葉(いない、わね……)

とんだ勇み足だった。

事務所のリビングルームに人影はない。

珍しく、プロデューサーとはづきさんの両者ともが不在である。

夏葉「何かしら、これ……?」

事務所の中において、見慣れていないものが、もう一組。

三つの髪飾りが、寄り添うように机の上に置かれている。

つまみ細工の施された華々しい物が一つと、織物で花をこしらえてある物が二つ。

この特徴的な織物の名を、私は知っていた。

記憶が正しければ、たしかタテニシキという名のはず。

千雪「綺麗ですよね、それ?」

不意に声をかけられる。

考えてみれば、事務所の明かりは点灯していたので、全くの無人というはずは無かった。

どうやら、給湯室の方に彼女は居たらしい。

彼女は、アルストロメリアの桑山千雪。



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