【ミリマス】チハヤ「さあ、みんな。お茶会にしましょうか」【EScape】
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80:名無しNIPPER[saga]
2018/12/04(火) 21:27:28.45 ID:c8byziSW0
マザー『……キサラギチハヤのデータを得たことで、お前の電子頭脳は限りなく彼女の脳に近づいた。
   つまり、ミズキたちと近い条件を得た……。だがそれでも、あり得ない現象だ』

チハヤ「ええ……。本来これは、絶対にありえないこと。
   でも人の心は、時として理屈では説明できない奇跡を起こす……。
   私はそう思っているわ。だから今は、そういうことにしておきましょう?」

微笑みかけるチハヤに対し、マザーは沈黙してテーブルのティーカップに目を落とします。
そうして返事の代わりのように、一口お茶を飲みました。
チハヤもそれを見て、お茶を口に運びます。

それからチハヤは、話題を変えようと意図したのか、他愛もない会話を始めました。
主に、私たちとの生活について。
どんな楽しいことがあったか、面白いことがあったか。
四人での生活がどれだけ幸せなものであったか。
会話には自然と私たちも加わり、マザーやセリカにも話題を振りながら。
マザーたちに関しては、和気あいあいというわけにはいかないようでしたが、
チハヤが思い描いていたようなお茶会の光景に近いものがそこにはあったと思います。

そんな時間がどのくらい流れたでしょう。
チハヤが空になったカップを置いて、少しだけ声を改めて聞きました。


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