42: ◆IULkuZ.Noal.[saga]
2018/12/23(日) 00:58:41.96 ID:V6ahP/vyO
巫女「居る。正しくは居た」
猿王「……ならば尚更、敵にはなりたくないな」
猿王「そもそも、人間と敵対する意思はない。と言うか、これ以上は関わりたくないのだが?」
巫女「答えを聞いていない」
猿王「接触する理由か? 友人だからだ」
巫女「その目的は何?」
猿王「友を救う。吾輩はその為に来た」
巫女「貴方は龍の封印が弱まったから現れたのではないの? 羅刹王のように」
猿王「違う。吾輩は呼ばれたのだ」
巫女「ちょっと分からない。詳しく話して欲しい。それから、嘘は吐かないで欲しい。嘘はもう沢山だから……」
猿王「それなら、お前の話も聞かせてくれないか? 吾輩にも、お前が分からないんだ」
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