ヴァイス「少々席を外したいのですが」ターニャ「何故だ?」
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名無しNIPPER
[sape saga]
2018/11/23(金) 22:56:33.96 ID:i37PCr8J0
「グランツ少尉のロマンスの行方はともかく、現在進行形で戦友諸君らの腹の具合は加速度的に悪化していると推察する。しかし、下剤の効能を確かめるまでは用を足すことは認められない。故にこの部屋は現在封鎖しているわけだ」
早口で現状を説明するデグレチャフ少佐。
新薬の臨床試験が終わるまで退室出来ない。
その過酷な現実に直面して皆不安に駆られた。
以下略
AAS
13
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2018/11/23(金) 22:58:05.39 ID:i37PCr8J0
「ヴァイス中尉、歯を食いしばれ」
「えっ?」
「むんっ!」
「ぐあっ!? 少佐、突然何を……?」
以下略
AAS
14
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2018/11/23(金) 23:00:03.67 ID:i37PCr8J0
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15
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2018/11/23(金) 23:00:50.30 ID:i37PCr8J0
「臆病者は帝国軍に不要だ。さっさと漏らせ」
「少佐殿! どうかお許しくださいっ!!」
「だから許すと言っているのだ。苦しみから解放し、今すぐ楽にしてやると。不服なのか?」
「小官はまだ戦えます! ですから、どうか!」
以下略
AAS
16
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2018/11/23(金) 23:02:28.36 ID:i37PCr8J0
デグレチャフ少佐の説明はわかりやすかった。
たしかに尋問に対する耐性は身につくだろう。
しかし、それでも思う。そこまでするか、と。
「敵が常に我々の想定内の手段を取るとは限らない。故にあらゆる可能性を考慮し、対応策を練る必要があるのだ。この試験もその一環だ」
以下略
AAS
17
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2018/11/23(金) 23:04:58.93 ID:i37PCr8J0
「たしかに、今のところは平気ですね」
「流石は鉄の胃袋だな」
「見たところ、少佐も平気そうですけど……」
「そんなことはない。ポーカーフェイスで取り繕っているだけだ。今も腹が痛くて堪らない」
以下略
AAS
18
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2018/11/23(金) 23:08:00.47 ID:i37PCr8J0
「了解しました。脱げばいいのですね」
「ああ、ヴァイス中尉。下着は脱ぐな」
「ですが、いずれ汚れてしまいますよ?」
「漏らした者から順次、退室させる。それまでは穿いておけ。女性士官も居るのだからな」
「少佐殿と、セレブリャコーフ少尉ですね」
以下略
AAS
19
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2018/11/23(金) 23:11:05.75 ID:i37PCr8J0
しばらくデグレチャフ中尉は見回りを続けた。
「ん? ノイマン少尉、何をしている?」
「あ、いや、その、素数を数えていまして……」
「貴様は戦場で素数を数えているのか?」
以下略
AAS
20
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2018/11/23(金) 23:13:51.57 ID:i37PCr8J0
「ほう? ならば、貴様が一緒に漏らしてやれ」
「……小官はまだ戦えます」
「共に同じ釜の飯を食った仲と先程言ったな」
「はい」
「では、ノイマン少尉のカマを掘りたまえ」
以下略
AAS
21
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2018/11/23(金) 23:16:40.45 ID:i37PCr8J0
「もう、少佐は目を離すとすぐに無茶をなさるんですから。中隊長達が離脱して、この先の任務に支障が出たらどうするおつもりですか?」
「我ながら短絡的だった。つい、な」
「たしかにノイマン少尉のお尻は大きいので思わず蹴飛ばしたくなるのはわかりますけどね」
「ああ、全てはあいつの尻がデカいのが悪い」
以下略
AAS
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