ヴァイス「少々席を外したいのですが」ターニャ「何故だ?」
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名無しNIPPER
[sage saga]
2018/11/23(金) 22:33:05.07 ID:i37PCr8J0
「ヴァイス中尉」
「少佐殿、如何しました? 小官はもう暑くて暑くて、一刻も早く服を脱ぎたいのですが」
「ああ、待て待て。まだ脱ぐな。この場には女性士官も居ることを忘れたのか? 」
「これは大変失礼しました。くれぐれも、下着は脱がないように気をつけます」
「相当に酔っているようだな。まあ、どのみち遅いか早いかの話だから問題あるまい」
以下略
AAS
3
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2018/11/23(金) 22:35:20.50 ID:i37PCr8J0
「かぁーっ! 美味い! 美味すぎる!!」
「本当に美味しいワインですね……ただ」
「どうしたんだよ、ヴィーシャ少尉。こんな美味いワインにケチつけたら、少佐が怒るぞ」
「そんな滅相もありません、グランツ少尉! ケチをつけるなんてとんでもない! そうじゃなくて、ちょっとだけ、変な味がするような……」
「おい、よせって! 少佐に聞かれたらどうするんだ! きっと気のせいだろ。気にすんなって」
以下略
AAS
4
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2018/11/23(金) 22:37:03.50 ID:i37PCr8J0
「それで、ヴァイス中尉」
「はっ」
「貴官は腹が痛むから席を外したいのだな?」
「恥ずかしながら、その通りであります」
「却下だ」
以下略
AAS
5
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2018/11/23(金) 22:39:52.52 ID:i37PCr8J0
「中隊長、通してください」
「駄目だ」
「トイレに行きたいんですよ」
「デグレチャフ少佐に許可を貰え」
以下略
AAS
6
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2018/11/23(金) 22:43:07.20 ID:i37PCr8J0
「ヴァイス中尉」
「はっ」
「腹の具合はどうかね?」
「正直申しますと、限界です」
「よろしい。説明するから皆を黙らせろ」
以下略
AAS
7
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2018/11/23(金) 22:46:03.38 ID:i37PCr8J0
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8
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2018/11/23(金) 22:47:12.47 ID:i37PCr8J0
「とはいえ、全てが諸君らの所為というわけではなく、今回このように残念な結果となってしまったのは、大隊を率いる私の監督責任であるとも言える。よって、私自身も同じく下剤を服用し、戦友と苦しみを分かち合うことにした」
ざわっと、どよめきが起こる。困惑が広がる。
「おや? 意外かね? 私だって腹くらい下すさ」
以下略
AAS
9
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2018/11/23(金) 22:48:42.60 ID:i37PCr8J0
「中尉! 盲信するだけでは少佐の為になりません! 時には諫言を口にすることも必要です!」
「……嬉しかったんだ」
「えっ?」
「少佐殿が身近に感じられて、自分は嬉しい」
以下略
AAS
10
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2018/11/23(金) 22:51:07.49 ID:i37PCr8J0
「話を戻すぞ。さて、本題だ。今回諸君らに飲ませたシューゲル主任技師特製の下剤は、非常に強力な代物だ。わざわざ言わずとも、その効果は貴官ら自身が今まさに体感している筈だ」
含まれる成分などを説明する必要はなかった。
「この先この下剤は有効に活用される予定だ」
以下略
AAS
11
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2018/11/23(金) 22:53:33.33 ID:i37PCr8J0
「えーっと、その、臨床試験とは何ですか?」
「臨床試験の意味も知らんのか? 浅学すぎるぞ、グランツ少尉。セレブリャコーフ少尉」
「はっ」
「グランツ少尉に臨床試験の意味を説け」
以下略
AAS
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