ハルヒ「意気地なし!」キョン「俺はやる気がないだけだ」
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24:名無しNIPPER[sage saga]
2018/11/20(火) 23:14:27.03 ID:ZMsgH7zP0
その後も暫く言葉責めを続け、ふと我に返る。

キョン「おっと、いかんいかん」

つい、時を忘れて熱中してしまった。危ない。

ハルヒ「キョン……そろそろ、私……」

健康的な太ももを、開いたり、閉じたりして。
切ない声で喘ぐハルヒはどうやら限界らしい。
そんな、弱り切った団長の姿に、心が痛んだ。

キョン「今、楽にしてやるからな」

そろそろ、フィナーレだ。しかし、その前に。

キョン「ハルヒ、ひとつだけ聞かせてくれ」

ハルヒ「何?」

キョン「お前は今でも、宇宙人や未来人や異世界人や超能力と戯れたいと思っているのか?」

初めてこいつと出会った、あの日。
自己紹介で、ハルヒはそいつらを求めた。
漫画的、アニメ的、特撮的な仲間を。

ハルヒ「もちろんよ」

キョン「そうか」

ハルヒ「その為に、部活まで作ったんだから」

そう、それを実現するべく、部を創設した。
それこそが、SOS団の活動理念である。
そしてその目的は見事に果たされ今日に至る。

宇宙人の長門有希。
未来人の朝比奈みくる。
超能力者の古泉一樹。
そして何故か、一般人であるこの俺まで。

望みは叶った。だがそれをハルヒは知らない。

キョン「……まあ、先は長そうだけどよ」

いつになったら気づくのか、それは不明だが。

ハルヒ「何が言いたいのよ」

キョン「俺は今、それなりに楽しい」

言いたいことはそれだけだ。ハルヒは頷いて。

ハルヒ「……私だって、わりと、結構……」

キョン「隙ありだ! はむっ!」

ハルヒ「ふあっ!?」

楽しい時間は終わり、愉しい時間が始まる。
この絶妙なタイミングで、俺は仕掛けた。
狙ったのは形の良いハルヒの耳。噛み付いた。
するとビクッと背筋が伸びて、ちょろろっと。

ハルヒ「ああ、ああああっ! バカキョン!!」

キョン「フハッ!」

ハルヒは尿を漏らし、俺は愉悦を漏らした。


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