ハルヒ「意気地なし!」キョン「俺はやる気がないだけだ」
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22:名無しNIPPER[sage saga]
2018/11/20(火) 23:05:43.49 ID:ZMsgH7zP0
気を取り直して、俺は古泉に事情を聞いた。

キョン「どうしてそんな状況になったんだ?」

古泉『朝比奈さんと長門さんは、先程あなたが見せた可愛い一面にやられてしまったそうです』

困ったものです、と古泉は苦笑しつつ。

古泉『実は僕も、少々達してしまいました』

小声で要らない情報を付け足してきたが無視。

キョン「要するにお前は何が言いたいんだ?」

古泉『ですから、それが女心というものです』

男であるお前に何故女心を説かれているのか。

古泉『少しは理解が深まりましたか?』

キョン「残念ながら余計にわからなくなった」

古泉『おやおや、あなたもなかなか強情ですね。それではこの続きは2人きりでたっぷりt』

気色悪いから、途中で通話を切ってやった。

ハルヒ「なんの話だったの?」

キョン「ただの与太話さ」

携帯を返して、簡潔に通話内容を説明した。
嘘は言っていない。身にならない会話だった。
しかし朝比奈さんと長門が漏らしたのは事実。
それだけが真実で、それ以外はどうでもいい。

キョン「ハルヒ、ちょっと聞いてくれ」

ハルヒ「どうしたのよ、改まって」

キョン「お前の要望を俺なりに解釈してみた」

ハルヒ「へぇ? 言ってみなさい」

キョン「トイレに行きたいお前に対して、俺は行かせないように意地悪をすればいいわけだ」

念の為に確認すると、ハルヒは大きく頷いた。

ハルヒ「ちょっとは女心がわかったようね!」

これが女心というのならば知りたくなかった。


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