ハルヒ「意気地なし!」キョン「俺はやる気がないだけだ」
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14:名無しNIPPER[sage saga]
2018/11/20(火) 22:41:32.53 ID:ZMsgH7zP0
みくる「キョンくん……」

キョン「朝比奈さん、男にはやらねばならぬ時があるんです。どうか、わかってください」

心配そうにこちらを気遣う朝比奈さん。
俺は精一杯の虚勢を張って、笑顔を作った。
すると、覚悟が伝わったのか、神妙な面持ちで「頑張って」とエールをくれた。頑張ろう。

キョン「ハルヒ、本当に良いんだな?」

ハルヒ「やるならさっさとしなさい」

キョン「後悔しても知らないぞ」

ハルヒ「ふんっ。あんたこそ、今日ここで私の胸を揉まないと後悔するんだから! 自慢だけど、私の胸はそれだけの揉み応えがあるの! わかったらさっさと揉みなさいよ! ほら早く!」

完全に痴女になってしまった涼宮ハルヒ。
どうして人に胸を揉ませたがるのやら。
こいつの考えは、さっぱりわからない。
しかし、俺も男だ。いざとなったら、やろう。
ここまで女に言わせたのだ。後には退けない。

意を決して、手を伸ばして、そして。

キョン「……肩に糸くずが付いてたぞ」

ハルヒ「キョン……あんたってば、本当に……」

メイド服の肩に付いていた糸くずを取る。
すると、ハルヒは後ろ向きのまま項垂れた。
どうやら失望したらしい。本当に申し訳ない。
部室内にため息が満ちていく。俺のせいだ。


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