ハルヒ「意気地なし!」キョン「俺はやる気がないだけだ」
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13:名無しNIPPER[sage saga]
2018/11/20(火) 22:37:51.23 ID:ZMsgH7zP0
ハルヒ「どうしてもこの話題を打ち切りたいなら、更なる根性を私に見せつけなさい!」

キョン「更なる根性? 具体的には?」

ハルヒ「後ろから私を抱きしめて胸を揉むことが出来たら、もうこの話はやめてあげる」

難易度の高さが成層圏を超えてやがる。
そんな無理難題は不可能だ。絶対に無理だ。
というか、今よりも酷い俺が爆誕してしまう。
そして上書きされた伝説を語り継ぐつもりだ。
覗き魔から、痴漢に成り下がるつもりはない。

断固、応じるつもりはない。しかし、古泉が。

古泉「むふっ。ここは応じるべきかと」

キョン「お前は黙ってろ」

古泉「あはっ。よく考えてみてください」

キョン「考える必要なんてないだろ」

古泉「女性から誘われているのですよ?」

違う。嵌められるだけだ。しかし、長門まで。

長門「……根性を、見せるべき」

二度目の助言。無視することは出来なかった。

キョン「……わかったよ。善処してみよう」

長門「……練習、必要?」

身体を捻って、こちらに背を向ける長門。
本当にこの宇宙人は、献身的で扱いに困る。
俺は長門の肩を叩いて振り向かせ、首を振る。

キョン「大丈夫だ。練習の必要はない」

長門「……そう」

心なしか残念なトーン。惜しいことをした。

古泉「でしたら僕が胸を貸しましょう」

キョン「後ろ向いてろ。二度と振り向くな」

古泉「あっは。放置プレイでしょうか?」

後ろを向かせた古泉を放置して、俺は動いた。


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