47: ◆/CNkusgt9A[saga]
2018/11/20(火) 22:47:39.98 ID:TX6juVmuo
まゆり「うん……うん、じゃあね。お母さん。お父さん。本当に、ありがとう」
まゆりは、向こうで家族や友人たちに電話をしていた。記憶をバックアップする話は親御さんにも既に伝えてはいたが、たとえいつでも書き戻せるとしても、愛娘が記憶喪失になることに変わりはない。たまったものではないだろう。
岡部「……もう、いいのか? ルカ子や、フェイリスにも伝えたか?」
まゆり「うん。それに、まゆしぃは死んじゃうわけでも、消えちゃうわけでもないんでしょ?」
紅莉栖「ええ。ちょっと長めに眠るだけよ」
まゆり「えっへへ〜。それってなんだか、ワルだね〜」
まゆりはいつもズレているが、実にまゆりらしい。
ダル「それじゃ、準備はおk?」
まゆり「いいよ、ダルくん。お願い」スチャ
ダル「まゆ氏、まゆ氏。いまの台詞、もっかい言ってくれる? できれば、恥ずかしそうに」
紅莉栖「言わせるなHENTAI!」
岡部「全く、ダルは仕方がない奴だな。ほら、俺に代われ」
ダル「オーキードーキー。よっと」ガタッ
まゆりがこうなってしまったのは俺の責任だ。だったら、このエンターキーを押し、まゆりの記憶を消去するのも、この俺がやらねばならんだろう。
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