32: ◆/CNkusgt9A[saga]
2018/11/20(火) 22:21:02.73 ID:TX6juVmuo
まゆり「スゥ……スゥ……」
紅莉栖「よく眠ってる。可愛らしい寝顔ね」
岡部「睡眠薬は飲んでないが、大丈夫か?」
紅莉栖「うーん。無理やり起こしてでも飲ませた方が、悪夢を見ないで済むかしら?」
岡部「それは、少し気が引けるな」
紅莉栖「まゆり? ねぇ、まゆり?」ユサユサ
まゆり「スゥ……スゥ……」
岡部「この様子だとテコでも起きないか」
それはそうだ。昨日だって、ベッドには入っていたものの結局ほとんど寝ていないのだ。あの悪夢の後は俺との昔話に花を咲かせて朝を迎えた。
紅莉栖「……昨日一晩、色々と考えてみたんだけど」
岡部「聞かせてくれ」
残念ながら、俺の頭脳では大した答えが出せないことは嫌というほどわかっている。紅莉栖の理論を心から待ちわびていたのは嘘ではない。
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