25: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/11/14(水) 20:15:46.31 ID:Nn2yIfhz0
校舎を出て、学園艦の艦内を下り、船舶科の生徒とすれ違う。
大洗のヨハネスブルグも初めは居心地が悪かったが、通い慣れた今となってはさほど気になるものでもない。
ドラム缶を囲んでたむろする連中も、私を目に留めてもひらひらと手を振るだけだ。
「メロンソーダ」
丸い押し戸を抜け『どん底』へ入ると同時に、そう注文する。
カウンターの向こうからは「了解」と返事がかえり、私はその正面へ座った。
店内には、サメさんチームの面々がいる他は、うさぎさんチームの一年生が何人かソファへ腰を下ろしていた。
「こんにちはー」と挨拶をされるので、「ああ」と言っておく。
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