77: ◆O3m5I24fJo[saga]
2018/11/16(金) 00:06:25.59 ID:6W5BK61q0
俺や坂田は理系の就職を諦め、営業をやることになった。
院に進むほどの情熱はなかったし、同じ研究室の院生の「院進したら余計就職先無くなるよ。専門分野と一致する仕事なんてほとんどないし、年食っちゃうからね」という言葉を聞いて、さっさと適当に就職することを選んだのだ。
就職活動が長引いて、卒論が進まなくなるのも嫌だった。
それに対して、彼女は見事窓のメーカーに就職が決まった。
夢を叶えたのだ。
しかし、その生活は長くは続かなかった。
仕事が終わった後、俺は彼女の職場へと向かっていた。
彼女とは同棲を始めていたが、ストーカーの嫌がらせに悩まされていたため、いつも一緒に帰宅していたのだ。
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