彼女は窓フェチの変態だった
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66: ◆O3m5I24fJo[saga]
2018/11/15(木) 23:59:29.46 ID:5y9FZK0b0

 絵夢が風の魔法を放った。
 しかし、フードの男は大してダメージを受ける様子もなく突進してくる。

 ガキィン!

 フードの男の包丁を、絵夢が剣で受け止めた。
 金属同士が擦れ合う音が鼓膜を震わせる。

「そいつ、なんとかぶっ倒せないのか!?」
「無理ですっ! この人の意思の強さがあまりにも強烈で……っ!」

 背後からは免疫の軍団が迫ってきていた。このままでは、俺は排除されてしまう。

「でも、しばらくの間食い止めることはできます! 先に進んでください!」
「君だけを置いていくことはできない! 一緒にワープで」
「ワープで飛べるのはあなただけです! 早く!」
「……すまない!」


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