44: ◆O3m5I24fJo[saga]
2018/11/14(水) 19:22:30.69 ID:oG3MxUaR0
まだ上っている途中の男に椅子を投げ落とした。大したダメージを受けている様子はない。
ごついハンガーラックで殴ってみる。
男は階段の下に転がったものの、少し経ったらすぐに起き上がってきそうだ。
俺の部屋の窓の向こう側から、何か強い気配を感じた。あっちに行かなければならない気がする。
俺の部屋の向かい。――そうだ、彼女の部屋があるんだ。
俺とあの子は隣に住む幼馴染同士で、よく窓を開けて会話をしていた。
俺は窓を開けた。
彼女の部屋の窓は開いている。カーテンがヒラヒラと揺れていて、まるで誘っているようにも思われた。
飛べない距離じゃない。ジャンプすれば、届く。
174Res/112.00 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20