45: ◆O3m5I24fJo[saga]
2018/11/14(水) 19:23:57.23 ID:oG3MxUaR0
懐かしい部屋。彼女のにおい。
しかし感慨に浸っている余裕はない。
彼女の勉強机の引き出しから光が漏れている。そうか、そこにあるのか。
開いた瞬間、窓からドンっと音がした。
ちくしょう、もう来たのか。
「ひいっ!」
俺はそこら辺にあった物を投げたり蹴とばしたりしたが、男にダメージを与えることはできなかった。
引き出しの中にあった光の玉を掴んで逃げようとするも、足が竦んで動かない。
男が俺に迫り、包丁を振り上げる。
俺は死を覚悟した。
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