彼女は窓フェチの変態だった
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154: ◆O3m5I24fJo[saga]
2018/11/19(月) 20:52:09.21 ID:Co1Z/VQm0

 何か、心につっかえていたものが取れたような感じがした。
 俺は彼女に何かを伝えようとしていた。でも、そのことをずっと思い出せないでいた。

 俺は、彼女にプロポーズしようとしていたんだ。
 ああでも、心も体もボロボロなんじゃ、もうそんなことできないな。

 再び新しい窓へと進む。
 免疫による攻撃はあっても、いくらでもイメージで防御することができる。
 だから、何も恐れず旅を続けることができた。

「この世界の主は、きっととても悲しみます。あなたと生きられない未来なんて、価値を感じないでしょう」

 俺の力で再び“絵夢の形”を手に入れた心の修復機能が言った。


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