107: ◆O3m5I24fJo[saga]
2018/11/17(土) 20:43:33.89 ID:nT+bOUGp0
お面をイメージして被ると、予想通り免疫は俺を襲うのをやめた。
「この世界の主にとっての敵はそいつだ! そいつを襲ってくれ!」
ミイラがわらわらと遠峯に向かっていく。
遠峯はスコップでミイラを薙ぎ払うが、だいぶ苦戦しているようだ。
こいつら無駄に体力あるからな。
俺は走り続け、遠峯と距離を取った。
高さの低い柵が見えた。その向こうにあるのは、崖だ。
崖を覗き込んでみた。
これまでの景色とは違い、ポリゴンのレベルがPS2並だ。
底知れない闇が広がっており、無数の死霊が蠢いている。
俺はこれを見たことがある。
あるホラーゲームに登場する、決して見てはいけないものだ。
俺自身はプレイしたことはないが、彼女の従姉が彼女の家でプレイしているのを後ろから見ていたのだ。
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