9: ◆uc9JpVKLUc[sage saga]
2018/11/12(月) 21:22:23.21 ID:AiF+zHKuO
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時は流れ、キサラギからの配属命令を受けて半年、つまり現在。
僕はとある鎮守府に配属の命令を受け、車でそこに向かっていた。
眼前には立ち並ぶ廃墟、大きな海と、明らかに周囲から浮いている大きな基地。
ここが鎮守府。深海棲艦に対抗するための基地だ。
「ここが鎮守府かぁ」
眼前に広がる基地にボソ、と一人ごちる。
結局僕が願ったことは一つも叶うことはなかった。
そう、ひとつも。
それなのに僕はこうしてのうのうと生き延びている。
どうにもままならないものだ。
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