32: ◆Ava4NvYPnY[saga sage]
2018/11/03(土) 19:38:52.22 ID:1iL2fWn50
P「スカウトした自分が言うのも何ですけど、もしも無理そうなら、遠慮せずに自分に言ってください。デビューは必ずその日でないといけないわけではないですし、まだ調整もききます」
時子「何を……っ、豚の分際で見くびらないでくれるかしら。私は――、」
時子「私は、財前の、娘よ」
口を衝いて出てきたその言葉が、やけに自分の胸に突き刺さる。
P「あなたなら、きっとやり遂げられます」
そう言った彼は、まゆにこれからのスケジュールを簡単に伝えてその場を後にした。
私と、彼女だけが残される。
不満げな表情を浮かべている彼女は、やはり不服そうな口ぶりで私に話しかけてきた。
まゆ「どうして、プロデューサーさんにあんな酷い言い方をするんですか……?」
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