12: ◆XUWJiU1Fxs
2018/10/31(水) 02:25:14.36 ID:rpP0yHwMo
「わっ」
「かわいいよ、似合ってる」
カミさんの髪を両手で持ってツインテールを作る。恥ずかしさが極まったのかあわあわとしているが、そんな姿も愛おしくてついついツインテールを揺らしてしまう。
「ほ、ホントかぁ? あたし、四捨五入したら」
「30でも可愛いものは可愛いよ。でもこれは明日やめとこう。俺だけが独占したいもん」
「ま、まぁ……Pさんの前だけならたまになら……」
「あー、そこのバカップルバカップル。校則違反だぞー」
2人だけの甘い時間になりそうなところをまっつんに邪魔される。彼だけじゃない。高学年の生徒だろうか。目をキラキラさせながら俺と奈緒を見ていた。
「あああ!! 見るな見るな見るなー!」
我に帰ったカミさんは耐えられなくなったのか廊下を走って校舎を出てしまった。
「可愛いだろ? 俺が育てたアイドルにして奥さんだからね」
「小学生に惚気るな惚気るな。それよりピー助、夜は暇か?」
「ん?」
「せっかくこっちに帰って来たんだし、プチ同窓会でもしようぜ」
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