高峯のあ「牛丼とか……言ってる場合じゃない」【番外編A】
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82:☆@ ◆AL0FHjcNlc[saga]
2019/12/05(木) 00:36:02.03 ID:JLsu4+2l0
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【???】


のあ「………」

楓「………」

楓「……のあさん」

楓「この数週間、私達はせっせとお小遣い稼ぎに奔走しましたね」

のあ「………」

楓「デッサンモデルやモニター調査を初め、街頭リサーチ、グッズ袋詰め」

楓「他にも私、色々やりました。講演会のキャンセル分の客席埋め、ブログの校閲、バミったテープをひたすら剥がす作業」

楓「果てには、撮影で海外ロケに行くアイドルの飼っている犬のお世話とかもやりました」

楓「散歩中、フンの処理の仕方が分らなくて小一時間、皇居付近でスマホとにらめっこした時はもう焦りと恥ずかしさで気が狂いそうでした」

のあ「………」

楓「でもまさか、今日はそれ以上に……」

楓「フ、フヘヘッ……」プルプル

のあ「……楓」

のあ「今日のバイトを無事完遂したら、一献交わしましょう」

楓「うううっ、うう〜〜〜っ……!」

楓「今飲みましょうよぉ!! こんなの生殺しですよぉ……」

のあ「それは………出来ないわ」

のあ「確かに、豪奢な飾りのカクテルも、食欲を唆るサンドイッチも目の前にある」

のあ「けれど貴女は、そこに辿り着けない。何故なら……」

楓「だって! だって……!」

楓「ナイトプールがこんなにハイレベルなパリピの巣窟だと思わなかったんですよぉ!」

楓「今だって、のあさんと二人、物陰で縮こまってることしか出来ないですし……っ」

のあ「………」



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