モバP「凛と夜食と」
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5: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2018/10/17(水) 00:18:20.50 ID:mLeBP0lF0
「そっか……今日の仕事、問題なかったか?」

「特に問題はないよ。長引きはしたけど、特に滞りもなかったし」

「それは何よりだ。何なら、家まで送って行こうか?」
以下略 AAS



6: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2018/10/17(水) 00:18:46.96 ID:mLeBP0lF0
彼女の視線は、俺のデスクの横に設置されているゴミ箱の中身に向けられている。

今日はゴミの日だったのもあり、ゴミ箱の中身は意外と少ない。

紙くずが少しと、昼間のゼリー飲料の空容器だけである。
以下略 AAS



7: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2018/10/17(水) 00:19:53.66 ID:mLeBP0lF0
「この調子だとずっと書類にかかりっきりで、まだ晩御飯も食べてないんでしょ」

「ーーなぜ分かった?」

「はぁ、全く……長い付き合いだもん、何となくだけど、分かるよ」
以下略 AAS



8: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2018/10/17(水) 00:21:18.44 ID:mLeBP0lF0


……


以下略 AAS



9: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2018/10/17(水) 00:22:17.34 ID:mLeBP0lF0



「お、チャーハンか」

以下略 AAS



10: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2018/10/17(水) 00:22:54.62 ID:mLeBP0lF0
言っているうちに、俺の腹の虫が粗相をした。

食べ物を見ただけでこの有様、相当俺の腹は限界に近かったと見える。

「……食べていいか?」
以下略 AAS



11: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2018/10/17(水) 00:23:50.68 ID:mLeBP0lF0
パラリとした米の山を崩しながら、一口。

「……うまいな」

胡椒がよく効いている。チャーハンといえば中華だし、というイメージがあった俺には新鮮な風味だ。
以下略 AAS



12: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2018/10/17(水) 00:24:34.98 ID:mLeBP0lF0
「参った。予想以上だよ、凛」

「これからは、ちゃんとご飯食べること。わかった、プロデューサー?」

「善処する」
以下略 AAS



13: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2018/10/17(水) 00:26:24.20 ID:mLeBP0lF0
「もしかして、照れてるのか?」

「……うるさい」

後ろを向き歩き去ろうとする彼女に、俺はもう一言追加してやることにした。
以下略 AAS



14: ◆VnQqj7hYj1Uu[sage]
2018/10/17(水) 00:27:20.76 ID:mLeBP0lF0

速報復活おめでとうございます。せっかくなのでサクッと書いてみました……いや、やたらお腹減ってたので。


こんな駄文を読んでいただけた全ての方に、最大級の感謝を。
以下略 AAS



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