【ミリマス】「プロデュース適正検査シミュレーション?」
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25: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2018/10/23(火) 00:18:20.93 ID:MEY+96OV0

紬が「不躾な人」と唇を尖らせる。からかい過ぎて怒らせてしまった。
でもそれは、紬の抱えていた不安が軽くなった証拠と思えて悪い気もしない。

結局、彼女はぐぬぬと悔し気にその眉をしかめたら。

「……それで、プロデューサーはこうした知識をどうやって?」

「いやぁ、実を言えばうろ覚えも良いトコなんだ。
実際にお世話になるのも初めてだし……。劇場に戻れたら麗花にお礼を言わないとな」

「北上さんに?」

「彼女の趣味が登山だろう? 何度か付き添いしてもらってあっちこっちね」

お陰様でこうした道具の扱い方も一通り心得てるつもりがある。

俺たちは出来栄えが不格好に見えても、周りに生えていた木を利用してどうにか張ることのできたツェルト
――雨風を凌げる簡単な作りの"幕"だな、つまり――の中で向かい合うようにして座っていた。

さらにさらに……そうだな。二人のココアが飲み頃になるまでの時間を使って、もう少し説明を続けようか。


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