晶葉「できたぞ助手!アイドルがどんな恥ずかしい質問にも答えてくれるスイッチだ!」
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名無しNIPPER
[saga]
2018/09/01(土) 11:43:16.67 ID:BVb833NT0
晶葉「いや、まだだ。アレはどうにも思っていたより難しくてな……」
P「え? じゃあ何が起こって二日間の一ヶ月のバカンスが、一日の一ヶ月のバカンスになったん?」
晶葉「あらゆる物事には冗長性がなくてはいけない。わかるか、助手。無駄はなくしたほうがいいが、遊びはなくしてはならんということだ」
P「さっぱりわからん」
晶葉「土日の二日間を一ヶ月にするスケジュールの場合、なにかトラブルが発生した場合、月曜日に問題が食い込む可能性がある。そこで私は土曜日だけを一ヶ月にしたのだ」
P「はじめから、そう説明してくれればよかったのでは?」
晶葉「すると、土日で合計一五〇〇時間のバカンスだわーい、ってままゆさまが小躍りすることになってたぞ」
P「だからまゆを先に帰したのか……でも今日が日曜だって気づいたら、面倒なことにならないか?」
晶葉「平気だ、ままゆさまは私が言いくるめておく。それよりな、助手。私は感動しているのだ。Vaultから出てきた二人を見て、確信した。助手は己の信念を貫いたのだと。ままゆさまのアタックに耐えきり、己の職務を果たしたのだと。だから私は、助手にこのスイッチを使ってほしい。一ヶ月間、耐えに耐えた助手の、その鋼の精神力に敬意を表したいのだ」
P「通信速度が60Mbpsも出なかったのは、時間を一日に圧縮したから……在庫の合わない食料も、もう一ヶ月、俺が生活するためのものだったのか……」
晶葉「そうだ。全ては我が手中にある。行くがいい、助手よ。Vault346での快適な発電生活が待っているぞ。ままゆさまと二人では出来なかった、あらゆる背徳を愉しんでくるがいい」
P「一ヶ月ぶりの自家発電と、過去最高の燃料……間違いなく人生で最高の一夜が待っている……ああ、本当にありがとう、晶葉。それじゃあイってきます」
晶葉「ああ、逝ってらっしゃい」
既読 トラトラトラ>
00:21
<さあプライム・タイムだ
00:22
晶葉「……許してくれ、助手。私はこうするしかなかったんだ……すまない、本当にすまない……」
・・・・
どっぷりドキドキ同棲生活 三一日目
唯「おかえり、Pちゃん。ご飯にする? お風呂にする? それとも……ゆいえっちする?」
P「これは深刻、ヤバイ幻覚、マズイ幻聴、自覚症状。思考停止、バカンス中止、助けてドクター緊・急・停・止ィ!」ポチッ
唯「あははっ、ラップしながら停止ボタンとか超ウケるー」キャッキャッ
P「止まれッ! 止まれよッ! 晶葉、晶葉、晶葉……! クソッ! クソォ! なんで止まらないんだ! 晶葉……晶葉ァ!!!」ポチポチポチポチ
唯「電車は急に止まれないのと一緒だよ、Pちゃん。一日を一ヶ月に加速してるんだから、晶葉ちゃんのレスポンスは三〇分の一以下でー、シェルターの動力炉を止めるのに一分かかるとしても、こっちでは三〇分かかるんだよ?」
P「クソがっ! なんなんだ唯! なんなんだその格好は! ノーブラシャツにホットパンツだと……!? ただの部屋着なのにスケベすぎる……! めちゃくちゃ楽しそうな目で舌なめずりしやがって! いまの俺には目の毒でしかないんだよお前はッ! いつどうやって入ったか知らんが、シェルターが止まるまでの間、俺は逃げさせてもらうからな!」
唯「無駄だよ?」
P「無駄じゃねえ! いつもみたいに土下座スイッチを使って俺を動けなくさせるつもりだろうが、そうはいかん! スイッチを使うより早く物質透過状態に移行すれば、俺は土下座したまま地中に潜ることができる! 一か八かの大博打だが、プロデューサーとして一線を超える禁忌に比べればそんなのは――」
唯「うん、だから、無駄なの。それができないの。加速状態のシェルターから物質透過で通常空間にすり抜けたらどうなるか、晶葉ちゃんから聞いてない? 新幹線から飛び降りるようなものだよ? だからね、万が一の事態を想定して、このシェルターの構造材はPちゃんがすり抜けられないように作ってあるの」
P「……待って。ちょっと待って? どうして俺が聞いてないことを、唯が知ってるの?」
唯「ふふっ。もう、Pちゃんったら……本当はとっくに気づいてるんでしょ? ゆいがここにいる時点で、全部わかってるよね? Pちゃんがほしいのは考える時間じゃなくて、理解した事実を受け止める時間でしょ? あるいは……どうしたらゆいから逃げられるか、計算したいのかな?」
P「…………………………」
唯「そんな泣きそうな顔したって、だーめ。Pちゃんのことは何でもお見通しでーす。もう諦めて、おとなしくしよ?」
P「……わかった」
唯「うんうん、素直が一番♪ けど、先に言っておくね? 従うふりをして時間を稼いでも、無駄だよ? 絶対に月曜日が来るまでシェルターを止めるなって、晶葉ちゃんにお願いしておいたから。もうPちゃんは、唯と一ヶ月、このシェルターでイチャイチャらぶらぶするしかないからね?」
P「あのマッド・サイエンティストめ! また俺を売りやがった! 何度俺を裏切れば気が済むんだアイツは……!」
唯「んー、晶葉ちゃんの名誉のために言っておくけど、晶葉ちゃんは最後まで抵抗したよ?」
P「え……?」
唯「そこらへんにあったリボンで動けなくして、おもらしするまでお尻を叩いてあげたら、わかってくれたんだ。それで唯の計画に協力してもらったの」
P「けい、かく……?」
唯「うん。ゆいと、Pちゃんの、どっぷりドキドキ同棲計画」
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