晶葉「できたぞ助手!アイドルがどんな恥ずかしい質問にも答えてくれるスイッチだ!」
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20:名無しNIPPER[saga]
2018/09/01(土) 11:40:02.05 ID:BVb833NT0
P「まゆ……」

まゆ「えへへ。終わらない夏休みって、憧れますけど……でも、夏休みは終わらなきゃいけないんです。秋にはPさんにたくさん美味しいものを食べさせてあげたいし、冬にはかじかんだ手をPさんに握ってほしい。春がきたらお花見とかしたいですよね。もちろん誰かさんがキス魔になっちゃいますから、お酒は抜きですけど」

P「ウン、ソウダネ」

まゆ「そして次の夏は……ふふっ、皆で海水浴なんてどうでしょうか? スイカ割りしたり、花火をしたり、バーベキューとかもいいですね」

P「まゆは欲張りだなあ」

まゆ「はい、欲張りさんです。事務所に来たばかりの頃は、Pさんさえいれば、あとはどうでもよかったんですけど……気づいたら、Pさんと同じくらい、欲しいものがたくさん出来ちゃいました。まゆはどれか一つしか選べないのなら、迷わずPさんを選びます。でもまゆは、まゆの大切な全てを、この手につかみたいと思ってます」

P「いいんじゃないかな。まゆのワガママなところ、俺は好きだよ」

まゆ「……ふふっ。ありがとうございます、Pさん。いままでで最高のバカンスでした」



晶葉「出来たぞ助手! アイドルの顔面を別の女性に投影するスイッチだ!」

P「さすがあきえもん! アイドルとしてかつてない風格を漂わせるまゆを見送ったと思ったら!? シェルターから出てきたばかりの俺の手に! 何やらよくわからぬスイッチを押し付ける! というかそのツラはなんだお前! 一睡もしてないんじゃないか!?」

晶葉「マッド・サイエンティストA・Iに不可能はない! たとえ眠れぬ夜を何度重ねようともな! 改めて言おう、助手! おかえり!」

P「ただいま晶葉! 最高のバカンスをありがとう! これでまた明日から頑張れる! 晶葉さえ良ければいますぐ感謝を込めてキスしてやるぞ!」

晶葉「ノーサンキュー! しかし助手! 三十日間のブランクが有るとはいえ、まさかこうも腑抜けるとはな! それで私の助手が務まると思っているのか!?」

P「いやいきなりそんな事言われても……気分はワイハ帰りですし」

晶葉「まったくこれだからリア充は。これだからリア充は! 以前の助手ならそのスイッチの真価をゼロコンマ秒で察し、この私の偉大さを褒め称えつつDMMにログインしていただろうに……いかんな。これはいかんな」

P「……DMM……ログイン……アイドルの顔面を、別の女性に……投影……ま、まさかそれは……ッ!?」

晶葉「エンジンがかかってきたかァ? 助手ゥ! さあ、述べよ! お前の脳細胞が導き出したその答えをッ!」

P「一つ確認させてくれ……このスイッチは、映像記録の女性に対しても効果を発揮するのか?」

晶葉「愚問だな。この私を誰だと思っている?」

P「天才の中の天才! 隠匿されし叡智の権化! 追求と探求の果てに善悪の彼岸を行ったきりたりする者! その名はマッド・サイエンティストA・Iィィィイイイイイッ!!!」

晶葉「最後がなんかふわっとしたが、まあいい。助手よ、お前の問いに答えよう――イエスと!」

P「なんたることだ! なんたることだ! おお、神よ! あなたはなぜこのような痴性あふるる知性をこの地上に遣わしたのか!? デジタモザイクなコンテンツに出演する女性の顔に、アイドルたちのあの輝かんばかりのかんばせを投影するなどと……! 俺の息子が深刻な反抗期(♂)になってしまうではありませんか! サンキューゴッド!」

晶葉「ふはははは! それでこそ我が助手だ! 今度こそ心をこめて言わせてもらおう! おかえり、助手!」

P「晶葉よ! 私は帰ってきたァ!」

晶葉「うむ。では助手にこれをくれてやろう。私が死んだ魚の目で書き綴った、人類史上最も下品なロゼッタストーンだ」

P「このコピー紙はいったい……?」

晶葉「そのスイッチは、出演者に最も体型が近いアイドルの顔を投影するように調整した。そこに記されているのは、公表されている女優のプロフィールと、アイドルのスリーサイズを照らし合わせて作った変換表だ。女優の名前の横に、アイドルの名前が書いてあるだろう? つまりそういうことだ」

P「酒池肉林! 酒池肉林!」

晶葉「ふはははははは! 喜んでくれてなによりだ!」

P「しかし! 嗚呼、無情! なんてことをしてくれたんだ晶葉! ありとあらゆる男がシコリザルにならざるを得ない発明を手にして! 俺にはもう時間がない……! バカンスは終わり……! 無残にも……ッ! 明日からまた仕事! ご新規さんに華麗な土下座を披露する、土下座営業の日々ッ! 時間がっ! 時間さえあれば……腰振りシャンパンシャワーができるのにッ!!!」

晶葉「股間がのっぴきならない助手に、かつてない朗報をお知らせしよう。スマホを見るがいい。刮目せよ、今日の日付を」

P「スマホ……? 土日のバカンスが終わって、いまは月曜日のはずじゃ……」


 『日曜日 00:16』


P「おや、とうとうタイムマシンの開発に成功したのかい?」


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