晶葉「できたぞ助手!アイドルがどんな恥ずかしい質問にも答えてくれるスイッチだ!」
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15:名無しNIPPER[saga]
2018/09/01(土) 11:30:54.87 ID:BVb833NT0
P「前が見えねえ」男泣き

まゆ「まゆ、マッハでお手洗いに行ってきますから、続きをセットしててください」

P「ブランケットをはねのけ、疾風のような勢いで駆け抜けていった……かつてないほどアグレッシブなまゆに驚きを隠せない……でもわかる。これは一気に見ないと何も手につかなくなるやつだ……」

まゆ「戻りました」

P「本当にマッハだった」

まゆ「Pさん、続きはセットしたんですか?」

P「ガンジス川の如く滂沱と流れるこの涙を、止めるすべを私は持たぬ」

まゆ「じゃあまゆが準備しますから、Pさんもお手洗いに行っておいてください。いいですね? 途中で再生を止めるようなことがあったら……わかりますよね?」

P「まゆの眼にシヴァガミ様が宿っておられる……」


   『バーフバリ 王の帰還』


P「ヤバインド」

まゆ「言い方」

P「はー。やっべー。マジやっべー。なんだこれ。やべーわインド。円盤ポチる」

まゆ「明日のご飯はインド料理で……何が作れるか、ちょっと調べてみますね」

P(密林でブルーレイをポチポチ、っと。そういや回線速度って本当に60Mbps出るのか? んー、グーグルのスピードテストだとだいたい30Mbpsくらいか。外の時間に自動補正されるタブレットの時刻表示を信じるなら、現在は土曜日の深夜一時前。アクセスが集中する時間帯だから、60Mbpsが出ないのも当たり前か……というか0時過ぎにシェルターに入って、映画三本見て、外では一時間も経ってないとかマジかよ。本当に二連休が一ヶ月のバカンスになるとか最高すぎる……)

まゆ「Pさん、なにか食べたいものってあります? インド料理で」

P「カレーとナン」

まゆ「わかりました。じゃあ出来たら呼びますから、Pさんはゆっくりしててください」

P「いや、一緒に作るよ。久々に料理もしたいし」

まゆ「そっ、そんな……初日から結婚生活の予行演習だなんて……バカンスが終わる頃には、いったいどんな激しい夫婦生活が待っているんでしょう……? いけません、Pさん……まゆはまだ高校生で……///」

P「そう解釈されるとは思わなかった。やっぱりやめておくよ」

まゆ「えっ……一緒に並んで、キッチンで夫婦の共同作業、してくれないんですか……?」

P「今日は記念すべき初日だろ? だから……まゆの真心一〇〇%の料理で、お腹いっぱいになりたいんだ」

まゆ「わかりました! ありったけの愛情を込めてきますから、Pさんは好きなことをしていてくださいっ!」

P「ホントちょろいな……行ったか。言動には注意しよう、うん。ここは地雷原のど真ん中だ」


   どっぷりドキドキ同棲生活 二日目


まゆ「おはようございます、Pさん」

P「……おはよう、まゆ」

まゆ「朝ごはん、できてますから。洗面所で顔を洗ってきてください」

P「………………………………」

まゆ「ちょっと、Pさん? どうして毛布をかぶるんです? 二度寝はダメですよぉ。せっかくのご飯が冷めて――」

P「……朝起きたら、あったかいご飯が用意してあるとか……もう無理……マジ感極まる……大人だけど涙が出ちゃう……ぼっちだもん……」

まゆ「え、えぇ……さすがのまゆも、ちょっとリアクションに困っちゃいます」

P「……ちなみに朝ごはんってなに?」

まゆ「ご飯とお味噌汁、卵焼きに塩鮭、あと漬物ですけど」

P「最高かよ……顔洗ってくるわ」

まゆ「はい。じゃあ食堂で待ってますね」


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