丹生谷「勇太をなんとしてでも独占したい!2」
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85: ◆pkD6GEA.uY[saga]
2018/08/29(水) 22:00:52.88 ID:YDitP8hM0
勇太「丹生谷って料理得意?」
丹生谷「う〜ん」
勇太「きれいな川と夕日見たら、お腹空いてきちゃって」
丹生谷「得意といえば得意よ」
勇太「ほんとか!?///」
丹生谷「な、何で喜ぶのよ!?」
勇太「いや、別に......」
丹生谷「肉じゃが作るの得意よ。基本的なことしかできないけど。
彼氏つくるために女磨きの修行に。
あのね、初めて作ったのに、その肉じゃがうまかったのよ!」
勇太「すごいなーーーーーーーーー!!!!!」
丹生谷「えへへへ/// そんなにすごい!?/// 違うわよ/// 全然うまくない///」
勇太「でも作れたんだろ!?すごいな!!!!」
丹生谷「じゃあ、今度食べる?」
勇太「えっ」
丹生谷「小鳥遊さんいるだろうけど、おすそ分けで。
感情抜きに食べさせてあげるから、それならできるでしょ?」
勇太「いいのか!!?」
丹生谷「ちょっとだけよ。弁当の汁こぼれやすいんだから」
勇太「あ〜んってされるのか///」
丹生谷「ちょっと!!?/// それ小鳥遊さんの前で食べさせるのよ分かる!!?」
勇太「あ〜んって弁当全部食べちゃう!!」
丹生谷「とらないで///」肩パシッ
勇太「いやん/// ははは///」
丹生谷「ぷっ。いやんってなによ/// ふふっ///」

丹生谷「富樫君......。私達、高校卒業したら離れ離れになる」
勇太「うん......。寂しくなる」
丹生谷「......」
勇太「......」
丹生谷「......」
勇太「......」
丹生谷「あの.......富樫君、赤ちゃんの話覚えてる///?」
勇太「いや?」
丹生谷「はぁ......。よかった.......」
勇太「丹生谷が告白の練習の時に「富樫君の赤ちゃん産みたい」って舞い上がって話したことだろ?覚えてないよ」
丹生谷「とがしくん///!!!!!!!」
勇太「ははは///」
丹生谷「殺す!絶対殺す///」
勇太「黒歴史になっちゃったか?」
丹生谷「やめて/// 忘れて頂戴///」
勇太「もし俺が唱えたらどうする?」
丹生谷「永遠の魔法にかけてあげる」
勇太「殺される///」

丹生谷「私、太りすぎたのよ」
勇太「へえ。何キロぐらい?」
丹生谷「富樫君?」
勇太「冗談。ごめんな、乙女だもんな」
丹生谷「二キロよ。56キロ。はぁ〜あ。2キロ増えたの。デブになっちゃう」
勇太「十分綺麗だよ?」
丹生谷「はいはいそうね。お菓子の食いすぎかしら?」
勇太「なんで女って数字の目減りだけで、あんなにワイワイできるんだ?」
丹生谷「そりゃ重大問題だからよ!!!分かる?太った?って社交辞令で言われる辛さ?」
勇太「あ〜、デリカシーのないやつな」
丹生谷「富樫君みたいな人」
勇太「なにぃ!!!俺だって気遣ってるわ!!!」
丹生谷「私のこと辛いねって言ってくれないもん」
勇太「ダイエットしてる?」
丹生谷「朝ランニング。夜もランニング。野菜もりもり。受験しているのにもう体がへとへとで」
勇太「女の子って辛いんだな」
丹生谷「そうなのよ〜」
勇太「丹生谷って本当に超人みたいに芯が強いな。俺なら走った後にすぐ食べる」
丹生谷「痩せなさい///」



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