丹生谷「勇太をなんとしてでも独占したい!2」
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7: ◆pkD6GEA.uY[saga]
2018/08/29(水) 19:14:21.25 ID:YDitP8hM0


丹生谷「4番出口がいっかな」
勇太「どこいくの?」
丹生谷「人気のないところよ」
勇太「丹生谷、初めて?」
丹生谷「4番に行くなら初めてかな〜。ってか駅大きすぎ。富樫君、何か話してよ」
勇太「(さっきのさっきで無茶ぶりすぎるだろ!)」

勇太「夏休みも終わるよな〜。9月になってほしくないよな〜」
丹生谷「私はもういいわ。これ以上勉強地獄を繰り返すなんてごめんよ」
勇太「俺9月からイメチェンしようかなって、迷っているんだよ」
丹生谷「くすすっ。ダークフレイムマスターになるの?」ニコニコ
勇太「ちゃうわ/// そのセリフを言っていいのは六花だけな覚えろ///!
ほら、8月って30日もあるからここで何も変わってないと無駄な日数を過ごしたと思われる」
丹生谷「あー。私もあったなー。でも結局自分に戻っちゃうのよねぇ」
勇太「クール系なんかどうかな」
丹生谷「えっ......。似合うー!にあうーーー!!!絶対やって!!!」
勇太「お前バカにしてるだろ!」
丹生谷「また変な富樫君を生で見られるとかもうないからねー!ふふっ」
勇太「わ、話題変えようか/// えっと......9月で特に嫌なのが、校長先生の長い話」
丹生谷「あ〜」
勇太「あれ誰が得するんだよ!校長先生の自慢話より、俺たちが蒸し焼きになってることを理解しろよ!!!」
丹生谷「あ〜思い出したくなかった!せめて聞いてほしいならクーラー付けて頂戴!」
勇太「しかも座らせてくれないし、座らせても尻が痛くなるぐらい話をされる」
丹生谷「時計の針が遅くなる」
勇太「ぷーーーー」
丹生谷「いや、だってー!」
勇太「校長先生に殺意芽生える。言いたいならぬいぐるみにでも言ってろ」
丹生谷「そういえば、家庭訪問あったじゃない。あれ、小鳥遊さんどうなった?」
勇太「どうなったって。あれ、ドキドキするよな。普段の悪行、してないけど、
例えばこの前寝て注意されたのを誇張で表現されないか不安で不安で。って言ってた」
丹生谷「担当ナナちゃんでしょ。さすがに許してくれるわよ!」
勇太「んで、案の定六花の点数の悪さを指摘された。六花が十花さんに報告したら電話口でみっちり叱られてたそうな」
丹生谷「でも、ダーリンがいるから大丈夫よ」
勇太「言うな///」
丹生谷「一夜漬けのダーリンかっこいいぞー!」
勇太「お前まだ根に持ってたのかよ......」

丹生谷「あ、4番出口ね」
勇太「できるだけ場所近ければいいなぁ。階段気を付けような」
丹生谷「ねえねえ、ふふっ///」
勇太「?」
丹生谷「あのね/// クスクスッ/// え、ちょっと待って///面白い話が」
勇太「なになに?」
丹生谷「深夜私ね友人と電話していたんだけど、面白くて爆笑していたら、なんか工事の音がしたのよ。窓閉めてるから。
うざいなーと思ったらますます音大きくなって、そう思ったらセミだったの」
勇太「へぇ」
丹生谷「友達の声も聴きづらいぐらいミンミンミンミンいるのが気になって、
窓開けたんだけど網戸じゃなくてその上にいるから追い払えなかった」
勇太「どうなったの?」
丹生谷「それがね/// 友達の声もとうとう聞こえないほど大きくて、イライラしすぎて「黙れうるさい!」って言ったら、
セミが飛んでいったの。一息ついたら、同時に電話口で「ごめん......」って」
勇太「やばすぎだろ!!!!!!誤解されたじゃんか!!」
丹生谷「あはははは/// そうなのよ!!これ絶対嫌われた!なんで鳴くのよ///」
勇太「その友人とはもう仲直りした?」
丹生谷「ううん。2,3日前のことだからまだ。おかしいでしょ!!!私に対するいやがらせかっての!!!」
勇太「あはははははは///」
丹生谷「ありがとう/// こんなに笑ってくれて/// 楽しいー///」


地上

勇太「駅から出たぞー!で?どこらへんにする?」
丹生谷「えーと、人通りが少ないところで、大きな広場なところね」
勇太「あるのかよ」
丹生谷「仕方ないでしょ。そこしかできないんだから。ほらさっさと探す」
勇太「うわっあっつ」
丹生谷「あつー。8月の終わりとはいえ暑すぎるわ」
勇太「残暑消えてほしいよな。もうやる前からやる気が出ないよな」
丹生谷「はぁ!?何言ってんのよ?」
勇太「ごめんごめんごめん!!!学校とかそういう意味で、な」
丹生谷「本当に告白したいの!?そんな風に見えないけど」
勇太「したいですぅー!!したいですぅー!!!(めんどくさい......)」


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