丹生谷「勇太をなんとしてでも独占したい!2」
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43: ◆pkD6GEA.uY[saga]
2018/08/29(水) 20:28:36.82 ID:YDitP8hM0
くっそ!なんだよあの態度!
丹生谷に頭が上がらないせいであいつバカにしまくってきているじゃんか!!
クーポン間違えたの俺じゃなくて丹生谷のせいだよなー!!!あーイライラする!対抗手段ないし!
消えてほしいけどそうじゃないし!!!あーでも!ああああ!!!

あ。

俺は人通りの少ない路地を選んで、丹生谷に話しかけた。
勇太「あのさ、お願いがあるんだけどな......」
丹生谷「なによ?」
勇太「パスタおいしかった?」
丹生谷「へっ?うん......」
勇太「あの。頼れる人で、女性っていったら、もうお前しかいなくて」
丹生谷「え?どうしたの?」
勇太「丹生谷、「ヒ」って言ってほしい」
丹生谷「はぁ!?だからなに!?」
勇太「お願いだから言ってほしいんだ。この通り」
丹生谷「引っかからないわよ!罠でしょ!どうせバカな富樫君がしこんだことでしょ!
残念でしたー!黒歴史学校中にばらまいてやろうかー!!?」
勇太「真剣に悩んでいるんだぞ!!!!!!? もういい。もう......いいよ」
丹生谷「え、まじ?本気?」
勇太「いいよ。どうせ六花と疎遠になったって」
丹生谷「ちょ。ちょっと」
勇太「ありがとな。ごめん」
丹生谷「あー!もうなんなのよ!!私にできることならなんでも言って。「ヒ」はい」
勇太「できるだけ俺に顔向けてほしいんだけどさ。その次に「ヒ」って」
丹生谷「「ヒ」?」
勇太「次が「フ」なんだよ」
丹生谷「「フ」?」
勇太「ヒ ヒ フ」
丹生谷「ヒヒフ?」
勇太「ヒー ヒー フー」
丹生谷「ヒー ヒー フー ん???」
勇太「ヒー ヒー フー」
丹生谷「ヒー ヒー フー」
勇太「ヒッ ヒッ フッ」
丹生谷「ヒッ ヒッ フッ」
勇太「ヒッ ヒッ フー」
丹生谷「ヒッ ヒッ フー」
勇太「ヒッ ヒッ フー」
丹生谷「ヒッ ヒッ フー」
勇太「......」
丹生谷「ヒッ ヒッ フー
ヒッ ヒッ フー
ヒッ ヒッ フー
ヒッ ヒッ......




......



ああああああああああああ////////!!!!!!!!!」


勇太「あははは!!本日二発目!!!」
丹生谷「とがしくん!!!とがしくん!!!!!!」
勇太「お前情に流されるとほんと弱いな。あはははは///」
丹生谷「セクハラ!!セクハラだから!!!訴える!!!」
勇太「あははははははは!!!!!!将来の顔が分かった!」
丹生谷「最低!!見損なったわ!今日のあんた!ド変態!!!」
勇太「それもこれも丹生谷が勝利をかっさらうせい」ボソッ
丹生谷「はああああああああ!!!!???」
勇太「あはははは!!!あははははははは!!!!勝った勝った!丹生谷、顔赤いぞ」
丹生谷「もう許さないんだから!!!!!!!!」グリグリグリグリ
勇太「いたい!いたい!いたーーーーーーーーい!」
丹生谷「お前は何やっとんじゃ―――――!!!」グリグリグリグリグリグリグリグリ
勇太「あははいたいいたい!いてーーー!!ああぁぁぁぁいたぁーい......」

勇太「もうやらないので許してください」ぐす......ひっぐ......うぅ......
丹生谷「当たり前でしょ。だいたいね、私が何のために来たか分かる?」
勇太「うん......」
丹生谷「はぁ」
勇太「はなみじゅが、はんがちぬれぬれになっだー」
丹生谷「ああもう!!!何で持ってきてないの!?はいハンカチ、使いなさい」
勇太「ありがどーごじゃいまじゅ。あらっでがえじゅ。ガバンづいてどれなぐで」フキフキ
丹生谷「うーわっきったな。なんであんたの子守をしなきゃいけないのよ!」
勇太「ありがとうございます。もうしません。たぶん」
丹生谷「はぁ!?何か私にあったらこればらすからねじゃあ次行わよ」
勇太「待って!それは想定外だろ!!」


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