8:名無しNIPPER[sage saga]
2018/08/27(月) 22:17:23.78 ID:y0UYjy3Z0
「あ、そういえば乃々ちゃんは、絵描きさんではありますが詩人でもありましたねぇ〜。もしかして、文字のほうも試してみるといいかもしれません」
乃々がしばらくあくせく絵を描いていると、日菜子がそのような提案をしてきました。
「そ、それはいい考えかも……。でも、絵筆とカンバスで、どうやって詩を書けば……?」
「むふふ、それはですね、こうするんです。いきますよぉ〜……」
日菜子は絵筆をとって、青空に向かって振りかざしました。
すると、言葉がありました。
日菜子の感情や、希望や、未来と云った、妄想のあらゆる全て、あるいは一部が、空にわあっと広がって、きらびやかな白昼の客星となりました。
「わあ、すごい……」
「文香さんに教えてもらったんです。多分、乃々ちゃんのほうがうまくできると思いますよぉ〜♪」
「いえ、そんな……。でも、やってみます」
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