生徒会長「君の名を呼びながら胸を揉むと、すごく気持ち良いんだ」庶務「はい?」
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16:名無しNIPPER[sage saga]
2018/08/24(金) 22:30:07.95 ID:a6hnrGwy0
「ど、どうしたんだ、庶務!」
「なんか、急に怖くなりまして」
「大丈夫だ。私はお前を嫌ったりしない」

泣きじゃくる俺を見て、慌てて宥める会長。
頭を撫でられて、だんだん落ち着いてきた。
冷静になり、やはり間違っていたと実感する。
こんな馬鹿なことはやめよう。そうしよう。

とりあえず、誠心誠意、会長に謝罪しておく。

「おかしなお願いをして、すみませんでした」
「えっ?」
「やっぱり、こんなことはやめておきます」
「えっ? えっ?」
「失礼しました。すぐに退きますから……」
「お、おい! ちょっと待てっ!?」

会長の足元から退こうとすると。
何故かふとももで顔面を拘束された。
柔らかな感触で理性が飛びかけるも、堪える。
なけなしの自制心を掻き集めて、叫んだ。

「な、何をするんですか!?」
「今更やっぱりなしなんてあんまりだ!」
「でも、俺は会長の為を思って……!」
「余計なお世話だ! いいから早く齧れっ!!」

なんだろう、この人は。
こっちは苦渋の決断をしたというのに。
あまりにも身勝手。あまりにも理不尽。
容姿端麗ならばこんな横暴が許されるのか?
もしかしたら、そうかもしれない。綺麗だし。
いや、しかしそれは、会長の為にはならない。
そうだ、全ては会長の為。教育しなくては。

思えば、今日の会長はちょっとおかしい。
毎日胸を揉んでるなんて、会長らしくない。
大方、副会長と書記に毒されたのだろう。
2人が乳繰り合ってるのを見て、乱心したのだ。
うん。きっとそうに違いない。間違いない。
まったく、本当にあのカップルは困りものだ。
会長の情操教育に悪影響を及ぼしている。

ならば、俺がしっかりせねば。再教育せねば。

「もうどうなっても、知りませんからね」

これも庶務の役目と割り切り、俺は齧った。


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