1:名無しNIPPER
2018/08/18(土) 22:44:23.54 ID:w0yDQdgY0
提督「ええい、涼月の奴め。何という事をしてくれたのだ!ふざけおって!」
大淀「そ、そんなに荒れて如何なさったのですか?」
提督「涼月がよりにもよって隠し畑を作っていたのだ」
大淀「隠し畑……ですか?」
提督「そうだ!そこで最高級の和野菜、日本で品種改良され特別高級になった作物の数々を育てていたのだ」
大淀「そんな……」
提督「しかもそれを独り占めしようとしていたのだ。絶対に許さんぞ!」
大淀「で、ですが素人の作る野菜です。お目こぼしなど……」
提督「馬鹿者!涼月はいくつもの野菜を育て上げてきたプロだ!しかも野菜によっては指導者が居て、ネットや電話で指導してくれるのだぞ。他にも誰でも美味いものができるように設備とセットになって販売している物もある。知った風な口を利くな!」
大淀「も、申し訳ありません」
提督「分かったらいいのだ……怒鳴ってすまなかったな」
大淀「い、いえ……」
提督「……リシュリューを呼べ」
大淀「ま、まさかまた!?」
提督「分かっているのなら私に命令を繰り返させるな。早くしろ」
大淀「…………」
提督「早くしろ!」
大淀「は、はいっ!」
提督「涼月も指導室に運んでおけっ。これほどまでの重罪、ただではおかんぞ……」
大淀「…………」カタカタ
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2:名無しNIPPER[sage saga]
2018/08/18(土) 22:45:26.73 ID:w0yDQdgY0
提督「入るぞ」キィ
涼月「…………」
3:名無しNIPPER[sage saga]
2018/08/18(土) 22:46:12.39 ID:w0yDQdgY0
リシュリュー「では、まずはこのカボチャを……」
涼月「ダメェェェッ!それは煮っころがしにしようと思っていたの!お醤油との甘じょっぱさが最高なんです!なのに、なのにぃぃ!」
4:名無しNIPPER[sage saga]
2018/08/18(土) 22:46:44.57 ID:w0yDQdgY0
リシュリュー「このカボチャの甘みを生かすにはデザートが良いかとも思ったのですが、やはり始めは飲む方が受け付けやすいと思いまして……」
涼月「そ、そんな……こんなにも、こんなにも……」
5:名無しNIPPER[sage saga]
2018/08/18(土) 22:47:25.85 ID:w0yDQdgY0
涼月「そんな……そんな……。京野菜は和食にこそ……」
提督「それは間違いだ。ヌーベル・キュイジーヌを知っているか?」
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