提督「涼月を拷問する」
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4:名無しNIPPER[sage saga]
2018/08/18(土) 22:46:44.57 ID:w0yDQdgY0

リシュリュー「このカボチャの甘みを生かすにはデザートが良いかとも思ったのですが、やはり始めは飲む方が受け付けやすいと思いまして……」

涼月「そ、そんな……こんなにも、こんなにも……」

リシュリュー「スープにしてみました。熱い日が続くので、牛乳で溶いて冷製スープにしてありますから、いくらでも飲めると思います」

提督「なるほど、いい心遣いだ。さあ涼月、お前の望み通りにカボチャを返してやろう」コト

涼月「う……」

提督「どうした?そら、お前の、カボチャだ。少し形が変わってしまったかもしれんがなぁ」

涼月「うわぁぁぁっ」ごくごくごく

提督「そうそう、カボチャは足が早いから早く飲んでしまわないとなぁ。そら、おかわりだ」

涼月「ああぁぁ……コリアンダーの柔らかい香りが、ほのかな苦味が……こんなにもカボチャの味を引き立てるなんてぇぇぇ!」ごくごくごく

リシュリュー「日本人はスパイスが苦手な人も多いから心配してたけれど、口に合って良かったわ」

涼月「手が、喉がぁ……と、止まらないですぅ。わた、しは……ああ、私はぁ……」

提督「さあ、次はどうしてくれようか。なあ、リシュリュー?」

リシュリュー「そうね、次はやはりフランス料理の定番、フォアグラを使うわ」

提督「フォアグラといえば、カブか?」

リシュリュー「そうね、カブとフォアグラは最高の出会いよ。でも今日はそんなありきたりのものじゃなくって少し冒険してみたの。……これを使ったわ」

涼月「そっそれは辛味大根!」

提督「辛味大根か。京野菜のひとつで名前の通り、他の大根に比べて非常に辛味が強いのが特徴だが……」

リシュリュー「ええ、意外と合うと思ったのよ。ステーキにもわさびが合うでしょう?」

涼月「それは擦り下ろすことでより辛味が増すので、それをお蕎麦の薬味に使ったり、お魚の脂ぎった口をさっぱりさせるために……」

リシュリュー「でしょう?だから、よく脂ののったフォアグラと合うと思ったのよ」

涼月「いやぁぁぁっ!」

リシュリュー「フォアグラと辛味大根のソテーよ。上にはトリュフソースをかけてみたわ」


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