9:名無しNIPPER[saga sage]
2018/08/17(金) 23:38:40.85 ID:g3YtUtou0
温かい朝ごはんを食べ終えて、少し早いですが家を出る準備をしました。
「今朝はお早いですね?」
10:名無しNIPPER[saga sage]
2018/08/17(金) 23:39:28.33 ID:g3YtUtou0
学校が終わって、事務所にまた戻ってきました。
事務所にはナターリアさんがいましたです。レッスンまで事務所で時間を潰しているそうですので、一緒におしゃべりをしていました。
11:名無しNIPPER[saga sage]
2018/08/17(金) 23:40:17.15 ID:g3YtUtou0
プロデューサー殿はキョトンとした顔をしていました。
「パパから隠れてアイドルをするのではなく、本気で、全力で、アイドルになりたいのでございます」
12:名無しNIPPER[saga sage]
2018/08/17(金) 23:40:59.70 ID:g3YtUtou0
「もしライラさんが必死で頑張ってもトップアイドルに成れるかは分からない」
「もちろん僕は全力でバックアップするけど、アイドルの人気はその時の運にも影響するから」
13:名無しNIPPER[saga sage]
2018/08/17(金) 23:41:45.05 ID:g3YtUtou0
「カエデさんと同じステージに立ちたいのでございます。カエデさんの隣に並び立ちたいのです」
「カエデさんはライラさんの大切なお友達でございます」
14:名無しNIPPER[saga sage]
2018/08/17(金) 23:42:31.74 ID:g3YtUtou0
「カエデさん…… 高垣楓さんか」
プロデューサー殿は少し頭に手を当てて考えてから口を開きました。
15:名無しNIPPER[saga sage]
2018/08/17(金) 23:43:10.78 ID:g3YtUtou0
「すごかったでございます……」
「そうだね、僕も見入ってしまった」
16:名無しNIPPER[saga sage]
2018/08/17(金) 23:44:06.40 ID:g3YtUtou0
それからの日々は目まぐるしく過ぎて行きました。
大きなオーディションをたくさん受けて、受けられる仕事は全部受けて、残った時間はレッスンに捧げました。
17:名無しNIPPER[saga sage]
2018/08/17(金) 23:44:52.90 ID:g3YtUtou0
「カエデさん、お久しぶりでございます」
「ライラちゃん、遅くまでレッスンお疲れさまでした。何か甘いものでもいかかがですか」
18:名無しNIPPER[saga sage]
2018/08/17(金) 23:51:53.91 ID:g3YtUtou0
「……はい、ライラさん、カエデさんに伝えたいことがありますです」
この半年で少しはカエデさんに近づけたのでございますかね?
19:名無しNIPPER[saga]
2018/08/17(金) 23:52:52.06 ID:g3YtUtou0
以上です。前作共々読んでいてだければ幸いです。
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