18:名無しNIPPER[saga sage]
2018/08/17(金) 23:51:53.91 ID:g3YtUtou0
「……はい、ライラさん、カエデさんに伝えたいことがありますです」
この半年で少しはカエデさんに近づけたのでございますかね?
ライラさんにはよくわりませんです。
でも、自分の気持ちをカエデさんに伝えられる自身はつきましたです。
「ライラさんは、カエデさんを一番大きな目標であり、ライバルだと思っていますです」
「今はまだ届きませんです、でも必ずカエデさんの隣に並べるようなアイドルになりますです」
そのとき、カエデさんの周りの空気が変わりました。
あのときの、ミズキさんに向けられていたときと同じ目をしたカエデさんがそこにいました。
「そこまで言われたら、先輩として受けない訳にはいきませんね」
「でも私はイジワルなので待ってあげません、ライラちゃんを置いてどんどん先に進みます」
「それでも、追いついて隣まで来てくれますか?」
「カエデさんが何処にいても、たどり着いてみせますですよ」
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