63:名無しNIPPER
2018/08/17(金) 00:20:25.05 ID:+K74wEm20
ルビィ「……悪霊さんって、なんで悪さをするんだろう」
ダイヤ「恨みや憎しみ、強い感情で生物は突き動かされるわ、ただ、悪霊にはそれを制する理性が無いの」
ルビィ「理性……」
64:名無しNIPPER
2018/08/17(金) 00:22:38.14 ID:pDqqOMkKO
ダイヤ「あれは…?」
ルビィ「……!エオ……!」
65:名無しNIPPER
2018/08/17(金) 00:23:37.89 ID:+K74wEm20
ルビィ「お姉ちゃん……エオの手当を……」
ダイヤ「……ダメよ」
ルビィ「え……」
66:名無しNIPPER[saga]
2018/08/17(金) 00:24:30.71 ID:+K74wEm20
ダイヤ「……自分で手当てなさい」
ルビィ「お姉ちゃん!」
ダイヤ「それと…もし、三時間経って戻ってきた時に回復の兆しが無ければ…」
67:名無しNIPPER
2018/08/17(金) 00:25:24.94 ID:+K74wEm20
ルビィ「よしよし……これで、よしっと」
「フガァァ……ガァッ……!!」
68:名無しNIPPER
2018/08/17(金) 00:26:22.48 ID:+K74wEm20
ダイヤ「…………」
ダイヤ「(全てに、牙を剥く……)」
ルビィ「お姉ちゃん……?」
69:名無しNIPPER
2018/08/17(金) 00:27:34.07 ID:+K74wEm20
ダイヤ「(だとしたら、この近くにいるはず……捕まらない様に逃げるなんて判断をすることがない…否、そもそも追われるなどという発想も無いはず…)」
ダイヤ「ルビィ、この近くを隈なく探すわ、近くにいるかもしれない」
70:名無しNIPPER
2018/08/17(金) 00:31:33.63 ID:+K74wEm20
コンクリート塀の曲がり角を右に曲がった所に“それ”は居た
馬の様な生物に乗っていた。二メートルを超す体躯に漆黒の毛並み。体中に鎖が巻かれ、本来鬣のあるべき首の後ろには血濡れになった剥き出しの骨が突き刺さっていた。
71:名無しNIPPER
2018/08/17(金) 00:33:20.66 ID:+K74wEm20
ダイヤ「ルビィ……3秒後、手筈通りに」
ルビィ「…うん、お姉ちゃん」
72:名無しNIPPER
2018/08/17(金) 00:34:07.14 ID:+K74wEm20
ダイヤはその場から真っ直ぐに射出され、件の魔物との距離を瞬く間に詰める
狙うは首元、全生命の急所。悪霊となり果てた神魂であろうとも、その理は変わらない!
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