20:名無しNIPPER
2018/08/16(木) 23:44:32.42 ID:jOKdSO7D0
ルビィ「………………」
ぎゅっと目を瞑ったルビィが、静寂の夜の街に向けて念を込める。
すると、色とりどり、色も形もまるで宝玉の如き煌めきを持った物体が、釣り上げられるように少しずつ、三日月の輝く漆黒の夜空へと昇っていく
やがて…赤、青、黄、緑、黒、白、多種多様な色をもった珠が、まるで炸裂した花火の様に、夜空一面を覆いつくした
いつか、皆で眺めたぼんやり灯が光るスカイランタンが如く、光り輝く宝玉がふわり、ふわり、と空へ舞い踊る
これらの、美しく舞う珠は…いわゆる魂と呼ばれる物でした
肉体が朽ち、入れ物を失った生命の自我、自意識そのものです
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