海未「『ひとりぼっち』の、君となら」
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193: ◆tHYtfyUBW.[sage saga]
2018/08/15(水) 17:48:18.36 ID:L0ciGIt40
海未「気に食わないのなら説教でもしてみてください!」

海未は怯えた様子も見せずにことりの母に歩み寄っていく。

海未(この『作戦』なら…必ず成功します!)

海未「あなたの策略はもう解っています。『カゲロウデイズ』のことや、『化け物』のことも」

海未「どんなつもりかは知りませんが、もう終わりです。今すぐ降伏して、あなたの息がかかっている連中を全員止めてください」

海未「さもなくば、エリがあなたを酷い目に遭わせますよ?」

エリ「今の先生は先生じゃないチカ!絶対許さないチカ!」

すると、少しの間をおいて、ことりの母が立ち上がった。

ことり母「…ふふっ」

ことり母「…じゃあ、こういうのはどう?」

ことりの母は、おもむろに懐からハサミを取り出して両手で握り、自分の首に向けた。

凛「…な、何してるにゃ!」

ことり母「え?何って…」

「貴方の母親を殺そうとしてるのよ?」

凛「…!」

凛の顔はどんどん青ざめていく。

ことり母「さぁ、どうするの?貴方たちの命と宿主の命…どっちが大事?」

凛「…ッ!」

海未「…」

ことり母「…待たせないでくれる?さっさとしないと…」

海未「…だから、『もう終わりだ』と、さっき言いましたよね?」



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