142: ◆tHYtfyUBW.[sage saga]
2018/08/15(水) 17:01:16.07 ID:L0ciGIt40
部屋に一人だけになった海未はスマホを取り出す。
海未「…ニコ?起きてますか?」
スマホ『』シーン
海未「…まぁ、もうじき帰って来るでしょうね」
バタン
海未がそう言ってスマホの電源を落とすと、ドアが閉まる音と共に、希が肩を回しながら戻って来た。
希「穂乃果ちゃんはご飯の量を減らした方がええかもしれんね…花陽もやけど…」ハァ…
海未「お邪魔してしまって悪いです」
希「ええんよ。ウチらもちょっと寂しかったし。久しぶりに賑やかになって嬉しかったで」
海未「…そうなんですか」
海未「あの…あなたたちって…」
希「ん?なに?」
海未は聞いていいものなのか言葉に詰まるが、疲れと眠気も手伝って口を開いてしまう。
海未「あなたたちのその『目』、やっぱり普通じゃないですよね。だいだいのことは知っていますが、もっと詳しいことを知りたいんです」
希はキョトンとした顔で海未の話を聞いていたが、話し終わった途端、温和な笑みを浮かべる。
希「そういえば、詳しく話しておくべきやったなぁ」ニコッ
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